5×20 の お話 。

※このブログ記事は、1月27日の発表以前に下書きに置いておいたものです。また何か書くかもしれませんが、この記事は出しておきたくて。大事な思い出をどこかに放っておきたくなくて。本当はもっと書けたのかもしれませんがとりあえず終わらせて投稿します。

 

 

ARASHI Anniversary Tour 5×20 の京セラドーム公演に行ってきました。なんだか今回はレポなどではなく、思ったことを書きたいなと思ったので書きます。曲や衣装のネタバレはしないつもりですが、挨拶やこんな瞬間があったよということは書くと思いますので、読んでくださる方はその点ご了承くださいませ。そういえば、JUMPのドーム公演のブログも書いてないけれど、また暇があれば書こうかなと思います。

 

では、ここからは独り言。

 

今回は泣いた。行く前から100%泣くと思って行ったけれど、それは「どこかの瞬間(おそらくラスト)で泣くんだろうな」くらいの気持ちで、まさか初めから終わりまでずっと目に涙をためて見ることになろうとは。といっても幸せすぎて頬はゆるんでいたし笑っているところもあったから、周りから見たら、相当変な顔になっていたかもしれない。だけどそんなの気にならないくらい、涙が止まらなかった。

 

自慢できる、誇りに思っていることの1つに「嵐と同じ1999年に生まれた」ということがある。そんなの偶然だと言われればそれまでだけど。嵐さんと同じ歳に生まれた私も、先日20歳の誕生日を迎えた。嵐と共に歩んだ20年、なんてカッコつけすぎだろうか。実際ファン歴は10年にも満たず8、9年ほどなので、ずっと嵐さんと歩んできたということはない。でもライブ中5人が披露してくれる、色んな年に発売された曲を聞いていると、それは嵐の歴史であると同時に、私の歴史だった。ペンライトを振りながら「ああ、この時小学生であの子とこの曲を一緒に歌った」とか「この時大変だったなあ」とか「これ聴きながら受験勉強に励んでいた」とか、色んな場面が頭を駆け巡って、思い出のアルバムを開いた時のような気持ちになって自然と涙が零れ落ちた。ああ、こんなにも嵐さんは私に寄り添ってくれていたんだ、と思った。

 

「人生を変えてくれたモノや人は何か」という質問をされたら(そもそもそんな機会は皆無だが)、きっと私は、たくさん挙げる中の1つに嵐を挙げる。嵐という存在に出会って嵐を好きになる以前は、私は熱中するものもなく、恥ずかしがり屋で人見知りで、自分を出すのが苦手な小学生だった。親の影響でSMAPの曲はよく聞いていたし、嵐という名前も聞いたことがあったけど、コンサートがどんなものかも、「ファンクラブ」という存在も、ましてやオタク用語も全く知らなかった。そんな私は嵐に出会って「ジャニオタ」になった。コンサートというキラキラした世界を知ったし、ジャニーズの話がきっかけで友達も沢山できた。他のジャニーズのグループを知った。掛け持ちにもなった。ドラマや雑誌、サイトの連載、毎日の楽しみが増えた。ふと、あの時嵐という存在に出会っていなかったらこんな性格じゃなかったんじゃないかと思うことがあるけれど、それは全く大げさではなく、私の今の人格を形成してくれたものの半分くらい(もっと多いかもしれない)は嵐さんだ。

 

小学6年生11歳の時に生まれて初めてアーティストのコンサートというものに行った。前にも書いたけど、京セラドームのアリーナ席。笑っちゃうくらいのいわゆる「神席」だった。あれから10年弱の時を経て、京セラドームのゲートで恐る恐る開いたチケットには、アリーナと印刷されていた。運命的というかなんというか、うまく言葉にできない何かを感じずにはいられなくって泣いた。ブロックこそ違うものの、あの日と同じ場所で、同じ気持ちで5人を応援できているなんてなんて幸せなことなんだろうという思いでいっぱいになった。

 

挨拶の時に、心に残ったことがある。5人全員が「5人じゃないと、このメンバーじゃないとダメだ」と言っていたこと。5人でいてくれて、ずっと嵐でいてくれてありがとう。

潤くんが言ってくれたこと。「この5人でまだまだ皆さんに見せたい景色があります。5人でまだまだ見たい景色があります。」どこまでも潤くんらしくて、私があの時好きになった潤くんは何年経ってもあの頃のままで、むしろどんどん好きが更新されてて。涙が止まらなくてペンライトを胸のあたりでぎゅっと握りしめた。ずっとずっと素敵なコンサート作ってくれてありがとう。幸せな時間をありがとう。

 

こんなに書いて何が言いたいかって、私、嵐さんがとてつもなく大好きみたいです。もう私の根っこなんだもん。

これからもずっと、ずっと、風を送るからね。

大好きだよ。今までも、これからも沢山ありがとう。20周年おめでとう。